1964-08-20 第46回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第17号
これはかってわれわれの先輩が内務省直轄工事といたしまして大河津分水というものをやりました。
これはかってわれわれの先輩が内務省直轄工事といたしまして大河津分水というものをやりました。
そういたしますというと、かつて内務省直轄工事としてやった工事の結果、こういうふうな災害ができてきたということは、その工事とも関連した工事とも見得るのでありますから、こういうようなことは国庫でもってその経費を支弁するのが理屈ではないかと思うのであります。
○田中專門調査員 本請願の要旨は、青森縣八戸市を貫流する馬淵川の治水改修工事は、昭和十二年内務省直轄工事として着手されたが、経済情勢の変化により工事半ばで中止され、これがため沿岸地域は出水に際して多大の被害を受けたが、さらに八戸港の工事もこれがため進行を阻害されて國家運輸のため一大損失を來している、ついては速やかに本川の改修工事を施行されたいというのである。
本隧道は内務省直轄工事として昭和十二年春より調査工事に着手し、十四年四月試掘隧道を貫通し、これより総工費一億七千万円、十箇年継続工事として着工いたしました。たまたま昭和十六年太平洋戰爭突入以來、資金資材の配当意のごとくならず、昭和十九年十二月ようやく全線導坑を完成したのであります。
斐伊川はその水源を鳥取縣に發し、宍道湖に注ぐ山陰随一の大河川で、大正十一年以來二十三箇年間内務省直轄工事として改修され、現在これが追加工事中でありますが、近時山林の濫伐と砂鐵採取等により、河積は半減する現状となり、一度出水すれば藪川平野の耕地及び出雲付近の被害は甚大であります。つきましては速やかに本川下流部を主禮とする兩河改修を實施をお願い申し上げます。
そこで内務省でもこのようなことをお認めになつて、内務省直轄工事として改修をせられておりますが、水源地帯の濫伐が原因をいたしまして、その後も、風水害のあるたびごとに土砂が流れてまいりまして、耕作地よりも河底の方が實は高くなつておるという状態になつております。これを完全に改修いたしますれば、今日やかましく言われておりますところの食糧問題も、四百町歩は確かに今までやつたところが元に復するのであります。